ノウハウ 2022.12.07

検索結果0件を減らす方法

サイト内検索エンジン「Advantage Search」は、検索結果が0件となることを防止するための各種機能を搭載しています。
このコラムでは、0件ヒット防止のための機能概要や実現できることをご紹介します。

なぜ「検索結果0件(=0件ヒット)」は起きるのか

0件ヒットになる要因は大きく分けて以下の2つです。

  • そのサイトで本当に取扱いがないアイテムを探している場合
  • 本当は求めているアイテムがあるにも関わらず、打ち間違いや表記ゆれなど、なんらかの要因によりアイテムがヒットしない場合

どちらもそれぞれに合わせた施策を取ることで、ユーザーの落胆を軽減することができます。

0件ヒット時のユーザー心理

サイト内検索を行うユーザーは、なんとなくサイトを回遊するのではなく、検索窓への文字入力や絞り込み条件の選択等の障壁を乗り越えてまでアイテムを欲しているので、目的意識やサイトへの期待値が高くなる傾向があります。逆に言うと期待値が高い分、0件ヒット時の落胆は通常のユーザーよりも大きく、そのままサイトを離脱してしまうこともあります。
従って、0件ヒットは大きな機会損失となります。特に、本当はアイテムがあるのに検索でヒットしないという「誤った0件ヒット」は未然に防ぐ必要があります。

Advantage Searchでは
0件ヒットを防ぐ機能0件ヒット時の対策が揃っています

0件ヒットを防ぐための検索補助機能

  • 0件ヒット再検索機能

    0件ヒットになった場合、自動的にキーワードを分割し再検索する機能です。ユーザーは「0件ヒットになって再検索された」と意識をすることなく、快適に検索ができます。

  • 表記ゆれ対策

    「Advantage Search」は様々な表記ゆれ対策をそろえており、表記ゆれによる0件ヒットを回避できます。

    ※ファセットカウントとは:絞込み項目に()等で表示される、その項目にヒットしているアイテム数のことです。

  • オートコンプリート機能

    ユーザーが検索窓に数文字入力した際に、検索窓の下に候補キーワードを表示する機能です。ユーザーは最適なキーワードで検索しやすくなるため、誤入力による0件ヒットを防止することができ、目的のアイテムへたどり着きやすくなります。

  • ファセットカウント表示

    左ナビ等に表示する絞込み項目にファセットカウント(※)を表示でき、0件となる絞込み項目は表示しないことも可能です。「絞り込んだ結果、検索結果0件」という事象はユーザーを落胆させてしまいますが、「Advantage Search」ならば未然に防ぐことができます。

    ※ファセットカウントとは:絞込み項目に()等で表示される、その項目にヒットしているアイテム数のことです。

0件ヒットになってしまったときのセーフティーネット

  • もしかして機能

    検索結果ページに自動学習で「もしかして」キーワードを表示する機能です。ユーザーが少し打ち間違いをしてしまった場合でも、正しいキーワードでの再検索を促すことができます。自動学習なので運用の手間もかかりません。
    万が一、検索結果0件が起きてしまった場合でも「もしかして」等の活用や関連コンテンツ・おすすめアイテムの表示によって、その後の導線を途切れさせないことが大切です。

  • 0件ヒットキーワード分析と同義語辞書

    「Advantage Search」では0件ヒットになったキーワードを確認いただけます。0件ヒットキーワードの中でも特に検索数の多いものをチェックし、本来関連するアイテムがあるキーワードに関しては同義語辞書に登録することで「誤った0件ヒット」を減らすことができます。
    例えば「『スパッツ』で検索しても検索結果0件だが、『レギンス』ならばヒットする」という事象があった場合には「スパッツ」と「レギンス」を同義語として登録することで、その検索結果0件を未然に防ぐことができるようになります。

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